わたしのお仕事について《後編》
ちょっと時間が空いてしまいましたが、前回に引き続き私のお仕事について書こうと思います。今回は働き方について、ですね。
私は2009年からフリーランス、いわゆる自営業で働いてます。
まあ、ニートみたいなもんです(笑)まじめに書くと、企業から依頼を受けて、依頼されたお仕事をやる、といういわゆる"受託"のお仕事なのですが、決定しているだいたいのスケジュール以外は自分のペースで働きますので、ニートみたいなものでもあります(笑)。
仕事の内容によっては常駐といって、普通の会社員のようにクライアントのところにずっと行って作業することもあります。一昨年はハードウェア(実際の機械・装置ですね)にかかる仕事だったというのもありほぼ毎日クライアントのところに常駐してましたが、そのプロジェクトが終わって、昨年は別のクライアントに週に3日だけお伺いしていました。
今現在は常駐のお仕事はないので主に自宅で作業しています。作る作業に集中するときはおっきいモニタなど作業環境が整っている自宅で行って、考える作業をやる際はカフェや図書館などで行ったりしています。
個人で受ける仕事は基本的にこういったクライアントありきのお仕事ですが、昨年会社を作り、そこではクライアントのお仕事だけでなく、自分たちでゼロから作るサービスの開発などもはじめています。まだまだ整備しなければならないことや、やらなければならないことが多々ありますが試行錯誤しながら進めています。
まとめると、
※ 個人事業 → 与えられた仕事に対して成果を発揮する
※ 会社 → 自分たちで仕事を作り出す
というスタイルでやっていて、今後もここはうまく並行できればと思っています。
ITって普通の人にはとても難しかったり、馴染みがなかったり、するものかもしれませんが、私はITは人々の生活をより便利・豊かにするただの道具に他ならないと思っています。
なので、会社の方ではITという業種だけにとらわれず、物販や飲食 / 教育や行政など既存のビジネスをITを使って活性化させる、といったようなことを行っていければな、と思っています。
ということで、私は社長でもあり、どこかの会社のプロジェクトの一メンバーでもあったり、と様々なポジションで働いていて、それを楽しんでいます。
IT業界だからそれができる、という風に言われることもありますが、確かにIT業界だとそういう働き方のハードルが低いのは事実ですが、それだけではありません。
さっきの話の繰り返しになりますが、ITは道具なので、既存のビジネスに携わる方もうまくITを利用すれば、より効率的にビジネスを行うことができるし、働き方も選べる時代になっています。
私は大学も出ていないので(専門学校卒です)大きな会社に入るとかも私の世代の氷河期では全然無理でしたし、正直そういう生き方を自分が全然できなさそうだと思っていたので、目指すこともできませんでした。
でも、うちは大金持ちとかでもなんでもないので、どうやったら自分で生きていけるか考えたときに、”何かを自分で作って生きていければいい” と漠然と思っていました。
それを自分なりに形にしたものが、今の働き方です。働き方も自分で作ってしまった、という感じです。
私の職業なんて10年前には存在すらしていなかった職業ですし、この世の多くの職業も50年前には存在がしていなかったものだと思います。
たった50年で、仕事の常識なんて変わっていくものなのです。
正社員でなければいけない、とか、会社にいなければならない、とか、常識にあまりとらわれてはもったいないです。時間は非常に大切なものなので、自分の人生をどうやったら最大に楽しめるか、そのための仕事や働き方は何か、と考えるのが大事なことではないかな、と思います。
最後に、私の尊敬するアインシュタインの言葉で締めたいと思います。
「常識とは18歳までに集めた偏見のコレクションである」
多くの人が偏見をすてて、自分らしい働き方ができる世の中になればいいなーと思っています。
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